信仰とは信道なのだ

 

神様は居るのだよ

と、教えられて育ったが

凡人の私には実感できない。

 

ただ、良いことは良いし

悪いことは悪いので、

世の中の善悪と

符号する事柄は

「神様の言う通り」に

振る舞ってきた。

 

で、宗教となると

組織やら制度まで

絡むのでややこしい。

 

私の父は

「信仰心はあるけど

宗教はもたない」と言った。

 

私の母は

「立派な人々を真似すれば

良いのだから、立派な人が多い

宗教の教理を学べば良い」と言った。

 

なので私は色んな国で

様々な宗教の信仰者や

無神論者の考え方を聞いてみた。

 

皆それぞれに立派な人達だ。

 

結局私は

祖母から導かれた

神様と繋がりつつ、

万人に納得がいく

教理を学び

日常に活かしていく、

という生活を送っている。

 

私にとって信仰は

信道なのだ。

 

自分を信じ、相手を信じる。

その為にはどのような心で

言葉で、行動で生きるべきか?

 

私達がお互い尊重し合う

そんな世の中にするには

どう自分を律するべきか?

 

そんな道を極めるために、

神仏の存在があると

都合が良ければ宗教を、

必要なければ思想に重きを置いて

それぞれが心の鍛錬を行えば

より良い一日を過ごせるのだろう。

 

いずれにしても

「信じる者は救われる」のだ。